Facebookへの投稿です。
新型肺炎、やはり発症前の無症状の人からの感染の可能性が濃厚です。ということは2009年の新型インフルエンザの時もSARSの時も対策の主流だった検温の実施では防げないことになります。
新型インフルエンザの時もSARSの時もMARSの時も検温だけで感染したかどうかを判断していたわけで、多分今回も同じことで水際作戦とか言っちゃうんだろうけど、建前だけで実効性が無いのが日本の官僚主義の欠点だからねえ。
で、一番おかしいなって思うのは、100年ぐらい前に大流行したスペイン風邪のことをみなさんすっぱりと忘れちゃってること。アメリカから流行が始まったけどスペインで一気に広がったんでスペイン風邪って通称になっちゃったA型インフルエンザなんだけど、日本国内でも第三波までで40万人近くが亡くなったんで、火葬場にはご遺体が山積み。当時の対策も現在の対策も治療薬が無い状況では同じで、当時の資料を見るとマスクの装着、手洗い、密集を避ける、外出を避けるなど今と同じなんだよね。
ということで中国での爆発的な感染拡大を見るとやはり無症状の状態の人からの感染が大きいって思うんだけど、投稿へのコメントでも勤務先でマスクが必須になったという程度なんで、日本で広がって来たら発症していない人も避けるしか生き残る方法は無いと思うんだよね。
CNNの元記事はこちら。
Gigazineの元記事はこちら。
スペイン風邪のWikiはこちら。